自分でエアコンを洗った後、
臭いが気になった相談事例

エアコンの内部汚れや臭いが気になり、自分で洗剤や水を使って洗おうと考える方もいると思います。

今回は、お客様自身がエアコンへ洗剤をかけ、家庭用ホースの水で洗った後に、臭いが気になるという相談を受けた事例を紹介します。

この事例について

使用した洗剤の種類、臭いの直接原因、故障の有無までは確認できていません。確認できている事実と、エアコンを自分で洗う場合の一般的な注意点を分けて解説します。

今回相談を受けた内容

今回、確認できている事実は次のとおりです。

  • お客様自身がエアコンへ洗剤をかけた
  • 家庭用ホースの水を使って洗った
  • 高圧洗浄機は使用していない
  • 使用した洗剤の種類は分からない
  • 自分で洗った後、臭いについて相談を受けた

一方で、次の内容は確認できていません。

  • 洗剤の商品名、成分、濃度、使用量
  • 洗剤や水をかけた正確な場所
  • 臭いが発生した直接原因
  • 電装部分へ水が入ったか
  • 自己洗浄後に故障したか
  • その後に分解洗浄を行ったか、その結果

このため、「洗剤が臭いの原因だった」「水をかけたことで故障した」と断定することはできません。

エアコンの臭いは、現物を確認しなければ原因を特定できません

エアコンから出る臭いには、さまざまな原因が考えられます。

内部に付着したホコリや汚れ、送風ファンや熱交換器周辺の汚れ、室内から吸い込んだ料理・タバコ・芳香剤・ペットなどの生活臭が関係している場合があります。

また、洗剤を使用した後であれば、洗剤や浮いた汚れが内部に残っている可能性も考えられます。ただし、今回の事例で洗剤が臭いの直接原因だったと確認できたわけではありません。

焦げたような臭いがする場合は、汚れではなく電気部品などの異常も考えられます。

臭いの種類や発生するタイミング、内部の状態を確認せずに、原因を一つに決めることはできません。臭いの一般的な原因は、エアコンからカビ臭いにおいがする原因でも解説しています。

家庭用ホースで水をかけても、業者の内部洗浄と同じにはなりません

エアコンクリーニング業者が内部洗浄を行う場合は、一般的に次のような工程を組み合わせます。

  • エアコンの機種と構造を確認する
  • 作業前に運転状態を確認する
  • 外装部品などを取り外す
  • 電装部分や周辺を養生する
  • 汚れの状態に応じて洗浄する
  • 洗剤と浮いた汚れをすすぐ
  • 洗浄水を回収する
  • 排水状態を確認する
  • 組み立て後に動作確認を行う

家庭用ホースで水をかけた場合、洗剤や汚れがどこまで流れたか、内部に残っていないか、電装部分へ水がかかっていないかを確認することは簡単ではありません。

エアコン内部には基板、配線、モーターなどの電気部品があり、機種によって部品の配置や分解方法も異なります。

水が出る道具であっても、業者が行う養生・洗浄・すすぎ・回収・動作確認まで含めた作業と同じとは限りません。市販品を含む自己洗浄の注意点は、市販のエアコン洗浄スプレーは逆効果?でも確認できます。

臭いが気になっても、追加で洗剤や水をかけ続けないでください

自分で洗った後に臭いが気になった場合、臭いを消そうとして、さらに洗剤や水を追加することはおすすめできません。

原因が分からないまま作業を続けると、内部に残る洗剤や水分が増えたり、電装部分や壊れやすい部品へ影響したりする可能性があります。

次のような追加作業は避けてください。

  • 洗剤を繰り返し吹きかける
  • ホースなどで再び水をかける
  • 無理に外装や内部部品を外す
  • 吹き出し口の奥へブラシや道具を差し込む
  • 送風ファンを手や道具で強く回す

相談する際は、分かる範囲で構いませんので、使用した洗剤、水をかけた場所、作業後に発生した症状を伝えてください。

洗剤の容器が残っている場合は、商品名や成分表示が分かる写真も判断材料になります。

クリーニングと故障修理は分けて考える必要があります

エアコンクリーニングは、エアコン内部に付着したホコリや汚れを洗浄する作業です。

部品の破損、基板やモーターの異常、電源不良などを直す修理とは異なります。

次のような状態であれば、クリーニングよりもメーカーや修理業者への相談を優先してください。

  • 焦げたような臭いがする
  • エラーが表示される
  • 電源が落ちる
  • 運転できない
  • 普段とは違う強い異音がする
  • 水をかけた後から明らかな動作異常が出た
  • 電気部品付近へ水が入った可能性がある

このような症状がある場合は運転を止め、必要に応じて電源プラグを抜くかブレーカーを切ってください。

カビ臭さや生活臭のような臭いで、吹き出し口や送風ファンに汚れが見える場合は、クリーニングで対応できる可能性があります。

ただし、実際に作業できるかどうかは、機種や現在の状態を確認してからの判断になります。水漏れを伴う場合は、クリーニングと修理の判断目安もご確認ください。

業者へ見せる前に、汚れを隠す必要はありません

エアコンクリーニングを依頼する際に、「汚れている状態を見られるのが恥ずかしい」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、エアコン内部が汚れていることは珍しくありません。クリーニング業者へ見せる前に、自分で内部まで掃除する必要はありません。

むしろ、手を加える前の状態が残っていた方が、どこにどのような汚れが付着しているか、臭いの原因として何が考えられるかを確認しやすい場合があります。

フィルターなど、取扱説明書でお手入れ方法が案内されている範囲を除き、内部は無理に触らず、そのままの状態でご相談ください。

すでに洗剤や水を使った場合も、責められることを心配して隠す必要はありません。

何を使い、どの場所へ、どのように作業したかを分かる範囲で伝えていただくことが、安全に状態を判断するために重要です。

仙台市で、自分で洗った後の臭いが気になる方へ

仙台D&Cカンパニーでは、仙台市内を中心に家庭用エアコンのクリーニングを行っています。

自分で洗剤や水を使った後に臭いが気になる場合は、追加で洗おうとせず、次の情報をLINEでお送りください。

  • エアコンのメーカー名と型番
  • エアコン全体の写真
  • 吹き出し口と内部の見える範囲の写真
  • 使用した洗剤が分かる場合は、容器や商品名の写真
  • 洗剤や水をかけた場所
  • 臭いが出るタイミング
  • 異音、エラー、水漏れ、電源異常の有無

写真と症状を確認し、クリーニングで対応できる可能性があるか、メーカーや修理業者への相談を優先した方がよいかをご案内します。

エアコン内部の汚れは、隠したり、事前に無理に掃除したりする必要はありません。現在の状態が分かる写真を、そのままお送りください。